ペットの難病対策
「不治の病」を「治る病」に、遺伝病をうまないために
私たちは病気や死亡事故を少しでも減らすために、ペットの遺伝病や重篤な疾患の撲滅に対する研究を、各地の大学やブリーダーと連携をして取り組んでいます。遺伝病を防ぐ唯一の方法は、その遺伝子を持たずに生まれてくるように繁殖のコントロールを確実に行うしかありません。両親の遺伝子を検査し繁殖の組み合わせに配慮することで、遺伝病の発生を防ぐことができます。ペッツファーストは子犬・子猫に対する遺伝病有無を検査するのではなく、遺伝病を持って生まれることがなくなるよう、両親の事前検査を進めています。まだ検査をしている遺伝病は限定的ではありますが、今後1歩1歩着実にすすめることで、遺伝病を根絶することができると確信しています。

また不治の病とされている病気を「治る病」にするための研究にも注力してきました。遺伝病同様にまだ取り組めている病は数少ない状況ですが、確実に前に進んでいます。すべての犬猫に幸せな生涯を送ってもらうこと、ご家族として迎えられた方にペットとともに一日でも長く幸せな暮らしを提供することが私たちの使命だと考えています。
FIP研究(猫)
FIP研究(猫)
猫コロナウイルスが原因となり、腹膜(胃や肝臓など臓器の表面とそれらの臓器が収まっている腹腔を包んでいる膜)に炎症が起こる病気です。このウイルスに感染してもFIPが発症しないこともありますが、一度発症してしまうと完治が難しく、「不治の病」といわれています。
GM1ガングリオシドーシス(豆柴)
GM1ガングリオシドーシス(豆柴)
豆柴には、GM1ガングリオシド―シスという特有の遺伝子病があります。GM1ガングリオシド―シスとは、本来代謝されるはずの物質が中枢神経や臓器に蓄積してしまい、様々な神経症状を引き起こす病気です。生後5-6か月での発症が多く、症状が進行すると歩行不能や視力異常などがあらわれ、わずか1歳程度で死亡してしまいます。