今の乙を見ていると、「この子、本当にFIPだったの？？」と思ってしまうほど元気なのですが、FIPは不治の病といわれてきた病気でデータも少ないため、今は良好な状態であったとしても、ある日突然再発というリスクと常に背中合わせです。その中で、一生付き合っていくということ、万が一再発してしまった場合、果たして本当に自分は対処できるのか…ということについては正直悩みました。

ただ、現在家にいるチワワ２頭（蓮たろ９歳・華７歳）のうち蓮たろも、実はある病気を抱えて治療をしていましたが、食事を中心とした体質改善や環境改善に取り組んだ結果、しっかりと克服。今はとても元気に過ごしているのです。そういったことも経験しているため、「今回の子も、一緒に色々なことに頑張って取り組んで、必ず本当の意味で克服して、一生元気に過ごせるようにしよう！」という強い思いを持ち、お迎えを決めました。毎回の検診で、少しずつ数値も改善させていかなければならない、と意識はしています。

家に来た当初は、当然ですがぎこちない感じでした。しかし、しばらくすると家中を全力で走り回り始め、それからは常に元気に走り回っています。とにかく見るものすべてが新鮮で、興味津々のようです。
毎日朝・晩２回行っている蓮と華のお散歩にも、バッグに入れて連れていくようにしていますが、外は特に刺激がいっぱいのようで、いつも身を乗り出し、目をキラキラ輝かせて周囲を観察していますよ。
家の中では、走り回っているかタワーの高いところにいることが多いのですが、犬たちともだいぶ打ち解けてきており、一緒に遊んだり（時々猫パンチされていますが）くっついて眠っています。とにかく賑やかになりました。